・各社各様な「xx方式」。どう見る
・どう扱う
請負の方式に惑わされる。元請なのか、コンサル請負なのか
管理会社は長計の大規模修繕工事の前年度あたりに提案してくる。弊社の「xx方式」は・・・のサービス提案だ。正直よくわからない。請負だから大きくは二つである。修繕工事の施工業としての「元請」か施工業者と別に施工監理などを請け負う「コンサル」かだ。
「元請」の場合は、専門業者を下請けにした構造で、その付加価値は設計、工事保証、施工監理、アフターである。「コンサル」の場合は設計と施工監理が付加価値だ。
一方国交省を起点とした世の中的には「責任施工方式」と「設計監理方式」だ。以下の記事を参照してほしい。
https://www.zenkoku-mankan.org/construct/
つまり理事会的には、以下のように見ればよい。
一社に発注(契約書一本)→責任施工方式。管理会社であれ建設会社であれ元請一本
二社に発注(契約書二本)→設計監理方式。建設会社に施工を、設計監理はコンサル会社へ
この区別をしたのちに、管理会社提案を一旦は他社比較などして検証すべきだ。
元請手数料にしても工事費用の10%から20%までさまざまで、工事が5千万円としてもその差は何百万にもなってしまう。
元請で施工会社を相見積もりします、が通例だが、その前に元請手数料やコンサル費用をしっかりチェックしなければ工費は決して適正にならない。
提案をどう扱うか
上記のとおり、施工会社を相見積もりするに惑わされることなく、元請もその内容と価格をしっかり比較検討しなければならない。
設計、業者選定、施工監理、アフター、工事保証、など付加価値各項目を列挙し、他社と比較し決定する。
でも本当に必要か
修繕工事はおおむね経年劣化の補修で、構造問題を抱えた物件は稀であろう。建設するわkではないので、果たしでどこまで重厚な仕組みが必要なのか、をよく考えてほしい。
引用した記事にあるように直接発注する責任施工方式も含めて検討すべきなのだ。
(*写真は本記事とは一切関係ありません)
#マンション #大規模修繕工事 #管理
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