某マンション理事会の話だ。大半の理事達は数十年の貢献(?)を自負し辞める気がない。
成果や生産性はだれもチェックしないし、できない。よって希望すればずっと理事に居座れる。半ボケだろうが理事会にたどり着ければ理事だし、オンラインが可能となれば足腰悪くて現場立ち合いもできない状態でも役員だ。さらには遵法や契約順守よりも義理人情の昭和叩き上げマンション投資屋が入ってくればもうそこに合理性やロジックは無い。
こういった理事会にビジネスセンスを持ち込もうが噛み合うことが無い。別の惑星なのだ。輪番制も問題だらけだが、評価制度や定年の無い立候補制は改革へ取り付く島もない。
物件保全も運営改善もその投資効率の前提は組合ソフト部分、基盤OSである理事会の性能次第だ。マンションの住システムとしての欠陥は汗をかいて繕ううことは可能でありチャレンジすべきが本稿の主張だが、そうするに妥当な時間は経験上数年だ。「磨き」つまり改革不可能となれば売却手じまい、離脱が最善手に思える。
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